DGFT請求書カード払いの評判は?対応するクレジットカードも解説

更新日:2025年09月23日

DGFT請求書カード払い 評判

DGFT請求書カード払いには、「スムーズに利用できる」などの評判があります。ただし、タイミングによっては必要な支払いに間に合わないこともある点に気をつけなければなりません。本記事では、DGFT請求書カード払いの評判や特徴などについて詳しく解説します。

目次

DGFT請求書カード払いの評判

DGFT請求書カード払いには、以下のような評判・口コミがあります。

  • 支払日に手元資金がないときに役立った
  • 手続きが難しくなく、スムーズに利用できた
  • 自分が持っているクレジットカードでも手続きできた
  • 取引先に知られず利用できて安心だった
  • 個人事業主でも利用できた

一方で、以下のような評判や口コミもあるため、注意が必要です。

  • 高額の支払いには対応できなかった
  • 急ぎの振込には間に合わなかった
  • 自分には手数料負担が重かった

プラス面を強調した口コミとマイナス面に触れた口コミが存在する理由については、「DGFT請求書カード払いを利用するメリット」「DGFT請求書カード払いを利用するデメリット」で詳しく解説します。

そもそもDGFT請求書カード払いとは

DGFT請求書カード払いとは、取引先への支払期限を最大60日延長できるサービスです。「DGFT」は「株式会社DGフィナンシャルテクノロジー」の略称で、「請求書カード払い」は、サービス提供会社が一時的に請求書の支払いを代行するサービスを指します。

参考)請求書カード払いとは?おすすめ比較

DGFT請求書カード払いを利用すれば、銀行などから資金を借りなくても資金繰りを改善できるでしょう。公式HPによると、サービスを利用する企業は45,000社を超えています。

DGFT請求書カード払いの仕組み・特徴

DGFT請求書カード払いの仕組みや特徴は、以下のとおりです。

  • クレジットカードを利用する
  • 請求書の支払期日を延長する

それぞれ解説します。

クレジットカードを利用する

DGFT請求書カード払いは、クレジットカードを利用するサービスである点が特徴です。利用者は、取引先から請求書を受け取ってから支払代行を申請してクレジットカード決済することで、立替払いをしてもらえます。

取引先によっては、初期費用や決済手数料などのコストがかかる点や、導入までに手間がかかる点などを考慮し、クレジットカード決済を導入していないこともあるでしょう。本来、取引先の支払いにクレジットカードを利用できない場合は、請求書を受け取ってから期日までに自分で銀行振込などの対応をしなければなりません。

その点、DGFT請求書カード払いを利用すれば、本来クレジットカードを使えない請求書に対しても、クレジットカード決済できます。

請求書の支払期日を延長する

DGFT請求書カード払いを利用することで、請求書の支払期日を延長できる点もポイントです。

あらかじめDGFT請求書カード払いで支払いの代行を申請しておけば、カード支払いで請求書の期日までに取引先に対して代金が支払われます。一方で、実際に代金分の現金が必要になるのは、クレジットカードの引き落とし日です。

そのため、現金の払い出しを本来の請求書の期日から、クレジットカードの引き落とし日にまで後ろ倒しにできます。DGFT請求書カード払いでは、最大で60日支払期限を延長可能です。

DGFT請求書カード払い対応のクレジットカード

DGFT請求書カード払いに対応しているクレジットカードは、以下のとおりです。海外発行カードの場合は、Diners Clubのみ対応しています。

  • JCB
  • VISA
  • Mastercard
  • Diners Club
  • SAISON CARD

なお、上記ブランドのデビットカードにも対応はしていますが、支払期日の先延ばしには利用できません。

請求書カード払いとファクタリングの違い

DGFT請求書カード払いのような請求書カード払いと、ファクタリングの主な違いとして「支払いを遅らせる」か、「入金を早めるか」が挙げられます。

ファクタリングとは、事業者が取引先に対して有する売掛債権をファクタリング業者に売却することで、資金を調達する手段のことです。利用者とファクタリング事業者の間で契約を締結する「2者間ファクタリング」と、利用者・ファクタリング事業者・売掛先の間で契約を締結する「3者間ファクタリング」があります。

請求書カード払いは、クレジットカード決済により本来の支払期日を遅らせられるのに対し、ファクタリングは業者に債権を買い取ってもらうことで本来の入金日よりも早くに資金を受け取れる点がポイントです。

DGFT請求書カード払いの運営会社概要

DGFT請求書カード払いは、株式会社デジタルガレージが運営しています。以下に、株式会社デジタルガレージの企業概要をまとめました。

株式会社デジタルガレージ
設立 1995年8月17日
資本合計
(2024年3月期)
921億3,800万円
本社所在地
  • 東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 デジタルゲートビル
  • 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコDGビル
事業内容
  • 決済事業
  • マーケティング事業
  • スタートアップ投資事業
  • 新規戦略事業 など

なお、DGFT(株式会社DGフィナンシャルテクノロジー)は、株式会社デジタルガレージの子会社です。多彩な決済手段や決済サービスを提供しています。

DGFT請求書カード払いを利用するメリット

DGFT請求書カード払いを利用するメリットは、主に以下のとおりです。

  • 融資を受けずに資金繰りを改善できる
  • 他の手段より手数料が安い場合がある
  • 手続きに手間がかからない
  • クレジットカードのポイントが貯まる
  • 取引先に利用を知られない
  • 一定の信頼感がある
  • 自分のカードを使える可能性が高い
  • インボイス制度に対応している
  • 幅広い事業者が利用できる
  • 会計・経理担当者の負担軽減につながる

各メリットについて、詳しく解説します。

融資を受けずに資金繰りを改善できる

融資を受けなくても資金繰りを改善できる点が、DGFT請求書カード払いを利用するメリットです。資金繰りとは、収入と支出を管理することにより、事業継続に必要な資金の過不足の発生を防ぐことを指します。

たとえば、売上代金を回収するまでにまだ時間があるのにもかかわらず、必要経費の支払いが迫っていると資金繰りが悪化するケースがあるでしょう。DGFT請求書カード払いを利用すれば、借入金を増やさなくても支払いを先延ばしにして資金繰りを改善できます。

他の手段より手数料が安い場合がある

DGFT請求書カード払いは、他の資金繰り改善方法と比較して手数料が安い場合がある点もメリットです。

DGFT請求書カード払いを利用する際には、振込依頼金額に対して一律3%(税別)の手数料がかかります。振込金額が1万円未満の場合は、一律300円(税別)です。

そのため、他の同種サービスと比較して低水準で利用できる可能性があります。利用する事業者によっても異なりますが、手数料が1〜30%ほどのファクタリングと比較しても安い手数料に抑えられることがあるでしょう。

なお、融資を受ける際にかかる利息と、請求書カード払いを利用する際などにかかる手数料は異なる概念である点に注意が必要です。融資を受ける際にかかる支払利息の総額は、借りる額(元金)に金利と借入期間をかければわかります。それに対して、請求書カード払いを利用する際にかかる手数料は、利用する金額に対して所定の割合をかけて計算します。

手続きに手間がかからない

手続きに手間がかからない点も、DGFT請求書カード払いを利用するメリットです。

登録はWebで90秒でできて、書類の提出も必要ありません。最短当日から請求書カード払いの利用申請もできるため、必要な支払いの期日が近づいている場合も落ち着いて対応できます。

なお、サービスを利用する際は、対象のクレジットカードと請求書を手元に用意しておく必要があります。

クレジットカードのポイントが貯まる

クレジットカードのポイントが貯まる点も、DGFT請求書カード払いを利用するメリットです。

サービスを利用するたびに、金額に対して登録したクレジットカードの還元率分が、ポイントとして貯まります。そのため、利用するクレジットカードの還元率が1%の場合は、実質手数料2%でサービスを利用可能です(手数料3% − 還元率1%として計算)。

取引先に利用を知られない

請求書カード払いを利用したことを取引先に知られない点も、DGFT請求書カード払いのメリットです。

自社が請求書カード払いのサービスを利用していることを取引先に知られると、「資金繰りが悪化している?」「銀行から融資を受けられない?」などと余計な憶測を立てられかねません。DGFT請求書カード払いは相手先への利用通知がなく、振込時の名義人名も自由に指定可能なサービスのため、通常の振込と同じように対応できます。

一定の信頼感がある

運営会社に一定の信頼感がある点も、DGFT請求書カード払いを利用するメリットです。

サービスを運営する株式会社デジタルガレージは、東京証券取引所のプライム市場に上場しています。プライム市場に上場するためには、株主数(800人以上)・時価総額(250億円以上)・純資産額(連結純資産額が50億円以上)などさまざまな項目で基準を満たしていなければなりません。

また、決済サービスにカード情報の盗用による不正使用を防ぐための本人認証サービス(3Dセキュア2.0)を導入している点も、ある程度信頼できる理由です。

参考)日本取引所グループ「上場審査基準」

自分のカードを使える可能性が高い

自分が持っているカードを使用できる可能性が高い点も、DGFT請求書カード払いを利用するメリットとして挙げられます。

DGFT請求書カード払いは主要国際ブランド4種類に対応(JCB、VISA、Mastercard、Diners Club)しているため、新たにクレジットカードを発行しなくても使える可能性が高いです。また、請求書ごとにクレジットカードの種類を使い分けられるため、臨機応変に対応できます。

インボイス制度に対応している

インボイス制度(適格請求書等保存方式)に対応している点も、DGFT請求書カード払いを利用するメリットです。

インボイス制度とは、請求書や領収書など(インボイス)に記載された額にしたがって消費税額を計算する仕組みを指します。税率が複数あっても事業者が正しく納付できるようにすることを目的として、2023年10月1日より始まりました。

取引先への支払いに請求書カード払いを利用した課税事業者がインボイスに対応するためには、ルールに則った利用明細を出力しなければなりません。DGFT請求書カード払いでダウンロードできるサービス利用明細は、インボイス制度に対応しているため適切な証拠として利用できます。

参考)国税庁「インボイス制度について」

幅広い事業者が利用できる

幅広い事業者が利用できる点も、DGFT請求書カード払いのメリットです。

DGFT請求書カード払いに利用するクレジットカードには、法人カードだけでなく個人で発行したカードも対応しています。また、2023年4月より、サービスの利用範囲が個人事業主やフリーランスにまで広がりました。

そのため、法人・個人問わずさまざまな中小事業者がサービスを利用できます。

参考)株式会社デジタルガレージ「2023.04.25プレスリリース」

会計・経理担当者の負担軽減につながる

会計担当者や経理担当者の負担軽減につながる点も、DGFT請求書カード払いを利用するメリットです。

DGFT請求書カード払いには、アップロードした請求書の画像に基づきAIが自動で入力支援する機能が備わっています。そのため、担当者が文字・数字を確認して入力する手間を省けるのです。

また、電子帳簿保存法に対応していて過去の請求書を検索可能なため、書類探しにかかる時間も削減できます。あわせて、請求書を紛失するリスクも軽減できるでしょう。

DGFT請求書カード払いを利用するデメリット

DGFT請求書カード払いを利用する主なデメリットは、以下のとおりです。

  • 限度額を超えると利用できない
  • 必要な振込に間に合わない可能性がある
  • アメリカン・エキスプレスに対応していない
  • 個人事業主が発行する請求書には利用できない
  • 長期の資金繰り改善にはつながりにくい
  • 手数料の支払いが負担になることがある

それぞれ解説します。

限度額を超えると利用できない

限度額を超えると利用できない点は、DGFT請求書カード払いのデメリットです。

DGFT請求書カード払いでは、登録したクレジットカードの限度額までしか代金の支払いに利用できません。たとえば、利用限度額が100万円だと、150万円の仕入代金には対応できない点に注意が必要です。

また、限度額の超過は登録カードによる他の利用分も含めて判断されるため、個人カードの場合は、プライベート分の支出額次第で希望額を利用できない可能性もあります。

必要な振込に間に合わない可能性がある

必要な振込に間に合わない可能性がある点も、DGFT請求書カード払いを利用する際のデメリットです。

DGFT請求書カード払いの決済日は、カード支払いの申請完了後、サービス管理者の審査通過時点とされています。目安は、申請から3営業日です。

たとえば、金曜日に翌週火曜日までに支払いが必要であることが発覚した場合は、サービスを利用して期日に間に合わすことが難しいでしょう。すぐに対応が必要な場合は、別の資金繰り改善手段を検討しなければなりません。

アメリカン・エキスプレスに対応していない

アメリカン・エキスプレス(アメックス)ではサービスを利用できない点も、DGFT請求書カード払いのデメリットとして挙げられます。

DGFT請求書カード払いは、幅広いクレジットカードブランドに対応していますが、アメリカン・エキスプレスは対象外です。また、海外で発行したクレジットカードも利用できません(Diners Clubを除く)。

サービスに対応するブランドのクレジットカードを持っておらず、新規でクレジットカードを準備しようとすると、余計な時間がかかります。支払日が近づいてから慌てることのないよう、あらかじめ自分のクレジットカードが対象か確認しておきましょう。

個人事業主が発行する請求書には利用できない

個人事業主が発行する請求書に対しては、DGFT請求書カード払いを利用できない点もデメリットです。

DGFT請求書カード払いは法人・個人問わずさまざまな中小事業者が利用できるサービスです。取引先が個人事業主の場合には利用できないことを理解しておきましょう。また、海外の企業が発行した請求書にも利用できません。

個人事業主や海外企業との取引がある場合は、別の手段を検討しましょう。

長期の資金繰り改善にはつながりにくい

長期の資金繰り改善にはつながりにくい点も、DGFT請求書カード払いのデメリットです。

DGFT請求書カード払いで支払いを延長できるのは最大60日間のため、資金繰りを改善するために半年や1年の延長が必要な事業者にはなじみません。また、請求書の期日・利用するクレジットカードの締め日・口座の引き落とし日次第で、延長期間が60日を下回ることがある点にも注意しなければなりません。

手数料の支払いが負担になることがある

手数料の支払いが負担になることがある点も、DGFT請求書カード払いを利用するデメリットです。

DGFT請求書カード払いでは、利用額に対して3%をかけた額が手数料としてかかります。そのため、高額の支払いに使ったり頻繁に利用したりするにつれてかかる手数料も高額になり、その後の資金繰りを圧迫しかねません。

なお、DGFT請求書カード払いの手数料は比較的低い水準ですが、サービスによってはより低い手数料率が設定されていることもあります。

DGFT請求書カード払いを利用する流れ

DGFT請求書カード払いを利用する流れは、以下のとおりです。

  1. アカウント登録する
  2. 請求書や決済カードの情報を登録する
  3. カード決済後に振込が実行される
  4. クレジットカードから引き落とされる

ここから、各手順について解説します。

1. アカウント登録する

DGFT請求書カード払いを利用することを決めたら、公式サイトにアクセスして「カンタン無料登録」をクリックし、新規アカウントを登録します。アカウントの登録には、料金が発生しません。

メールアドレスやパスワードを入力し、利用規約を読んだうえで「利用規約を確認・同意しました」にチェックを入れて、「アカウント登録する」をクリックしましょう。

2. 請求書や決済カードの情報を登録する

サイト上でアカウントを登録したら、利用者がアクセスできる管理画面で、対象の請求書をアップロードしましょう。相手先の社名・代金・支払日・口座情報がわかる請求書が必要です。

続いて、決済に利用するクレジットカードを設定します。DGFT請求書カード払いに対応しているクレジットカードを手元に用意しておきましょう。

請求書のアップロードと決済カードの登録を終えたら、利用申請をします。申請時に、申込日の翌日から3営業日以降の日を振込指定日として選択しましょう。

3. カード決済後に振込が実行される

登録したクレジットカードで決済できれば、取引先に対して振込処理が実施されます。たとえば、金曜日に取引先に対して振り込みたい場合の、スケジュールの目安は以下のとおりです。

  • 新規アカウントを登録する(火曜日)
  • ユーザー登録を申請する(火曜日)
  • 運営会社がユーザー審査を実施する(火曜日に完了)
  • 取引先を登録して請求書を申し込む(火曜日に完了)
  • 運営会社が請求書を審査する(水曜日に完了)
  • 運営会社が振込を代行する(金曜日に実行)

なお、上記はあくまで最短のスケジュールのため、極力余裕を持って手続きを進めましょう。

4. クレジットカードから引き落とされる

取引先への支払いを終えてから一定期間後(最大60日後)に、クレジットカードで指定している口座から代金と手数料が引き落としされます。

たとえば、15日締め・翌月末払いのクレジットカードを利用していて、4月30日にカード支払いした場合の口座の引き落とし日は、6月30日です。ただし、利用しているクレジットカードによって引き落とし日が異なるため、注意しましょう。

請求書カード払い以外で資金繰りを改善する方法

DGFT請求書カード払いなどの請求書カード払いを利用しなくても、資金繰りを改善する方法はあります。主な方法は、以下のとおりです。

  • 銀行から融資を受ける
  • 補助金・助成金を利用する
  • 投資家から出資を受ける
  • 取引先と交渉する

ここから、各方法の概要について押さえておきましょう。

銀行から融資を受ける

手元の資金が潤沢ではない場合に、銀行から融資を受けることで支払期日に間に合わせて、資金繰りを改善する方法があります。主な相談先は、日本政策金融公庫やメガバンク、地方銀行・信用金庫などです。

請求書カード払いの場合、基本的に利用するクレジットカードの限度額までしか対応できません。それに対し、融資の相談をすれば、審査結果次第で高額な支払いにも対応できることがあります。

また、計画的に返済できる点も融資を受けるメリットです。借入金額・返済期間・金利に基づき、毎月一定額を返済していきます。

一方で、融資を受けるまでに書類を集めたり、手続きをしたりするなどの手間がかかる点がデメリットです。時間や手間がかかっても、審査によっては資金を調達できないことがあります。

また、利息の支払負担が生じる点にも注意しなければなりません。金利が高ければ、融資を受けてから資金繰りが悪化しかねません。

補助金・助成金を利用する

国や自治体から補助金・助成金を受けて資金を調達することで、資金繰りを改善する方法もあります。

補助金や助成金は、一般的に返済の義務は生じません。そのため、資金を調達してからも、元本の返済や利息の支払いで資金繰りが悪化することはありません。

補助金や助成金を受けるには一定の条件を満たさなければならない分、利用したことを周囲に伝えることで自社の信頼度を高められる点もメリットです。特に、補助金は審査を経る必要があるため、受給をアピールすることでより信頼性が高まります。

一方で、手続きに手間がかかる点や、条件を満たさないと受給できない点がデメリットです。また、後払いのため、必要な支払いにはまず自身で資金を用意しなければなりません。

投資家から出資を受ける

投資家から出資を受けて、資金繰りを改善する方法もあります。

出資を受けるメリットは、基本的に調達した資金を返済する義務が生じない点です。そのため、事業のことだけを考えて調達した資金を使えます。

一方で、出資比率を考慮しなければならない点は、出資のデメリットです。特定の出資者から多くの資金を調達すると、議決権割合が変動して今までのように自由な経営ができなくなる可能性があります。

また、自社に出資してくれる人がすぐに見つかるとは限らない点にも、注意が必要です。

取引先と交渉する

資金調達しなくても、取引先と直接交渉して資金繰りを改善する方法があります。

売上の減少以外に資金繰りが悪化する主な要因は、「コストが増加して支払期日に資金を用意できない」「販売先からの入金が遅れている」などです。そこで、仕入先に対しては支払期日までの期間を延長してもらい、販売先に対しては従来よりも入金を早めてもらえれば、資金繰りは改善します。

ただし、取引先に対して強引に交渉を進めると、悪い印象を与えて今後の取引に支障をきたす可能性があるため注意が必要です。

DGFT請求書カード払いについてよくある質問

DGFT請求書カード払いについて、よくある質問事項は以下のとおりです。

  • どの請求書にも利用できる?
  • 口座自動引き落としの場合はどうする?
  • 利用額に上限・下限はある?
  • 土日祝に振り込める?
  • 現金化に利用できる?

それぞれについて、回答していきます。

どの請求書にも利用できる?

DGFT請求書カード払いに利用できるのは、日本国内の法人が発行する請求書のみです。個人事業主が発行する請求書や海外企業が発行する請求書には対応していません。

また、請求書には支払者名・請求者名・請求金額・振込先金融機関の情報が記載されていることが必要です。申請内容と記載内容に違いがあると、審査されないことがあります。

口座自動引き落としの場合はどうする?

口座自動引き落としの請求書については、DGFT請求書カード払いで対応できません。自動引き落としされてクレジットカードでも決済される「二重支払い」になる可能性があるためです。

自動引き落としが設定されている支払いに対応するには、自身で自動口座振替の停止や支払方法の変更などの手続きをしなければなりません。

利用額に上限・下限はある?

DGFT請求書カード払いでは、利用できる金額に上限や下限は設定されていません。ただし、自身のクレジットカードの利用限度額は超過できないため、あらかじめ設定額を確認しておきましょう。

また、請求書1枚に対して、利用できるのは1枚のカード・1回の支払いと規定されています。そのため、高額の支払いに対して複数のカードを組み合わせて対応することはできません。

土日祝に振り込める?

DGFT請求書カード払いで振込日として指定できるのは、土日・祝日を除く毎営業日です。そのため、請求書の期日が「土曜日」にあたる場合は、その前日の「金曜日」か「翌週月曜日」に指定しなければなりません。

また、指定日が「土日・祝日を除く毎営業日」でも、申込日の翌日起算で3営業日より前の場合は登録できない点も押さえておきましょう。

現金化に利用できる?

DGFT請求書カード払いは、現金化に利用できません。そもそも、ショッピング枠を利用して現金を入手することは、クレジットカード会社の規約で禁止されていることが一般的です。

また、社員の給与支払いなど、個人に対する支払いもできません。目的に応じて、DGFT請求書カード払い以外の資金繰り改善手段を用いることを検討しましょう。

DGFT請求書カード払いの評判まとめ

DGFT請求書カード払いには、「手続きが難しくなく、スムーズに利用できた」「自分が持っているクレジットカードでも手続きできた」などの評判があります。ただし、申請から決済までに3営業日はかかるため、必要な支払いに間に合わないこともある点、アメリカン・エキスプレスでは利用できない点などに注意が必要です。

請求書カード払いには、さまざまな種類があります。また、請求書カード払い以外にも資金繰り改善手段があるため、各サービスを比較したうえで状況にあったものを選びましょう。

このメディアの監修者

元吉 孝子

元吉 孝子 元吉孝子税理士事務所 代表
大学卒業後、一般事業会社の経理部門にてキャリアをスタート。その後、大手会計事務所にて15年間、医療機関に特化した会計・税務支援に従事し、開業から法人化、事業承継、相続対策まで、クライアントに寄り添う伴走者として経験を積む。
その後、千代田区の税理士法人に勤務し、EC事業や個人の相続案件に携わる。平成30年11月20日に税理士登録後も同法人でパートナー税理士を務め、通算16年間の勤務を通じて幅広い分野の専門知識を習得。
これまでの30年以上の経験を活かし、現在は自身の会計事務所を開設。お客様一人ひとりの視点に立ち、共に課題を解決していくことを目指している。

牛崎 遼 株式会社フリーウェイジャパン 取締役
2007年に同社に入社。財務・経理部門からスタートし、経営企画室、新規事業開発などを担当。2017年より、会計、簿記、ファクタリングなどの資金調達に関する幅広い情報を発信する「会計ブログ」の運営責任者を継続している。これまでに自身で執筆または監修した記事は400本以上にのぼる。FP2級。

運営企業

当社、株式会社フリーウェイジャパンは、1991年に創業した企業です。創業当初から税理士事務所・税理士法人向けならびに中小事業者(中小企業および個人事業主)向けに、会計ソフトなどの業務系システムを開発・販売しています。2017年からは、会計・財務・資金調達などに関する情報を発信するメディアを運営しています。

項目 内容
会社名 株式会社フリーウェイジャパン
法人番号 1011101045361
事業内容
  • 会計・財務・資金調達に関するメディア運営
  • 中小事業者・会計事務所向け業務系システムの開発・販売
本社所在地 〒160-0022
東京都新宿区新宿3-5-6 キュープラザ新宿三丁目5階
所属団体 一般社団法人Fintech協会
顧問弁護士 AZX総合法律事務所

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