ベストペイの評判は?口コミや特徴、ファクタリングの利用方法を解説

更新日:2025年06月28日

ベストペイの評判

この記事では、ベストペイの評判がわかる良い口コミと悪い口コミの両方紹介します。また、ベストペイを利用するメリットおよびデメリット、利用の流れも解説します。ファクタリングの利用を検討している方や、ファクタリング会社選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。※本記事では広告の出稿を受けています。

目次

ベストペイの評判は?口コミを紹介

ベストペイは、株式会社アレシアが提供している注文書買取ファクタリングです。ファクタリングを利用するにあたっては、ファクタリング会社の評判を事前に確認し、自社に合った会社を選ぶことも重要です。

ここでは、ベストペイの良い口コミと悪い口コミを紹介します。ファクタリングの利用を検討している方は、選択肢の1つとして参考にしましょう。

良い口コミ

ベストペイの良い口コミは、以下のとおりです。

【ベストペイの良い口コミ】

  • スムーズに現金化できた
  • 請求書ファクタリングよりも早く現金化できるため、ビジネスチャンスの拡大に資金を活用できた
  • 提出書類が少なく、手続きの負担が軽い
  • 発注先に知られずに現金化ができる

ベストペイの良い口コミでは、現金化の早さを挙げる方が多くいました。資金を早く調達できるため、ビジネスに効果的に活用できたと感じている方が多いようです。

また、提出書類がわかりやすく、手続きの負担が少ないという声も挙がっています。そのほか、発注先に知られずに債権を現金化できるため、利用しやすいとの口コミも見られました。

悪い口コミ

ベストペイの悪い口コミは、以下のとおりです。

【ベストペイの悪い口コミ】

  • 手数料が割高に感じるケースもある
  • 手数料の上限が決まっていない

ベストペイの悪い口コミには、手数料に関するものが挙げられています。

注文書ファクタリングを提供するベストペイは、3社間ファクタリングや請求書ファクタリングを提供する会社と比較して手数料が高めになりがちな点が、要因として考えられます。

しかし、ベストペイの特徴である「注文書ファクタリング」の仕組みに魅力を感じている方からは、手数料に納得しているという声も聞かれました。

ベストペイの基本事項

項目 詳細
運営会社 株式会社アレシア
所在地 東京本社
東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー24階
事業内容 注文書買取ファクタリング
手数料 5%~
利用可能金額 100万~3億円程度
入金までの期間 最短翌日
必要書類
  • 注文書または発注書
  • 通帳3ヵ月分(表紙付き)
  • 本査定申込書
債権譲渡登記の要否 要相談
個人事業主の利用 注文書ファクタリングは法人のみ
オンライン契約 不可

ベストペイは、注文書買取ファクタリングを提供するファクタリング会社です。審査時に必要な書類は、3種類です。具体的には、「注文書または発注書」「通帳3ヵ月分(表紙付き)」「本査定申込書」を用意しましょう。最短翌日に現金化できるため、急な資金調達にも対応できます。

ベストペイの注文書ファクタリングは、法人のみ利用が可能です。個人事業主の方は、同社が提供する請求書ファクタリング「ベストファクター」による資金調達を相談してみてください。

ベストペイでは、オンラインでの契約はできません。東京本社のほか、大阪と福岡にも支社があるため、利用しやすい場所を選び手続きをしましょう。

注文書ファクタリングのベストペイを利用する6つのメリット

ここでは、ベストペイを利用するメリットを6つ解説します。

  1. 受注直後の現金化が可能
  2. 発注者に知られずに現金化が可能
  3. 手数料が業界最低水準
  4. ノンリコース契約
  5. オンライン審査が可能
  6. 税金を滞納していても利用可能

それぞれを詳しく見ていきましょう。

1.受注直後の現金化が可能

注文書ファクタリングを提供するベストペイでは、注文書の時点で現金化ができます。そのため、受注直後の資金調達ができる点が大きな魅力といえるでしょう。

一般的な取引は、以下の流れで実施されます。

【一般的な取引の流れ】

  1. 見積もり
  2. 注文書・受注書発行
  3. 納品・納品書発行
  4. 受領書発行
  5. 請求書発行
  6. 代金入金

請求書ファクタリングでは、請求書が発行されてからしかサービスを利用できません。一方、注文書ファクタリングは注文書を受け取った時点で現金化を目指せます。

注文書ファクタリングは通常入金と比較して、現金化にかかる日数を最大180日短縮できます。ファクタリングでは通常、注文書の発行後に納品書の受け渡しを行い、請求書を発行しないと入金ができません。一方、注文書ファクタリングは注文書さえ発行されていれば、納品書や請求書をやり取りする前に入金を受けられるため、売掛金の現金化にかかる日数を大幅に減らせるのです。

早期の現金化が実現すれば、資金を仕入れや外注費用などに充てられるでしょう。積極的なビジネスを展開したいと考えている方は、注文書ファクタリングによる早期現金化は大きな魅力といえそうです。

2.発注者に知られずに現金化が可能

ベストペイは、2社間ファクタリングを専門に取り扱います。そのため、発注者に知られることなく現金化が可能です。

2社間ファクタリングは、ファクタリング会社と利用者の2社間で契約をする仕組みです。ファクタリングの利用に際し発注者の承諾が不要なため、ファクタリングを利用することを、発注者に知られることなく資金調達ができます。

発注先との関係性によっては、ファクタリングの利用を知られると「資金繰りが悪化しているのでは?」と不安を抱かれるおそれがあります。発注先との信頼関係が損なわれることを防ぎたい方は、ベストペイは有力な選択肢となるでしょう。

なお、ファクタリングには2社間ファクタリングのほか3社間ファクタリングもあります。3社間ファクタリングは、ファクタリング会社と利用者、発注先の3社で契約する仕組みです。

3社間ファクタリングは2社間ファクタリングと比較して手数料が低い一方で、発注先の承諾が求められる点がデメリットと言えます。

ファクタリングを利用するのであれば、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの両方の特徴を押さえたうえで使い分けましょう。

参考)ファクタリングとは?

3.手数料が業界最低水準

ベストペイは、手数料が業界最低水準である点も魅力の1つです。

悪い口コミで手数料の高さを挙げる声もありましたが、それはあくまでも、3社間ファクタリングと比較した場合と考えられます。

2社間ファクタリングの手数料相場は、売掛債権額の8~18%程度です。ベストペイの手数料は5%~であることを考えると、類似サービスと比較した場合には、低い水準であるといえるでしょう。

ただし、ベストペイのホームページには、手数料の上限は明記されていません。実際の手数料がどのくらいかを知りたいときには、ホームページ上の簡易診断シミュレーターや、電話やメールの問い合わせで確認してください。

参考)ファクタリングの手数料

4.ノンリコース契約

ベストペイの契約は、償還請求権が付かないノンリコース契約です。償還請求権とは、発注先(売掛先)が倒産などにより売掛金を支払えなくなったときに、利用者に弁済を求める権利のことです。

つまり、償還請求権がないノンリコース契約では、ファクタリングの契約をした時点で、未回収リスクは利用者からファクタリング会社に移ります。

発注先の倒産といった不測の事態が発生したとしても、利用者による弁済が不要な点は、大きな魅力といえるでしょう。

5.オンライン審査が可能

ベストペイは、オンライン審査の体制が整っています。業務が忙しく対面で手続きを進めることが難しい方でも、利用しやすいといえそうです。

審査を受けるには、以下の3つの書類が必要です。

  • 通帳3ヵ月分(表紙付き)
  • 注文書(取引先との契約関連書類)
  • 本査定申込書

本査定申込書は、ファクタリング会社から送付してもらう必要があります。審査を希望する方は、メールまたは電話で問い合わせましょう。

6.税金を滞納していても利用可能

税金を滞納していても利用できる点も、ベストペイのメリットです。そのほか、赤字決算や債務超過の会社でも利用可能です。信用力や財務状況などで、融資を受けることが難しい会社でも、ベストペイであれば資金調達ができるでしょう。

税金滞納や赤字決算があってもベストペイを利用できる理由は、ノンリコース契約で利用者に資金の返済義務がないからです。そのため、利用者の信用力や財務状況は、それほど厳しく審査されないのです。

ベストペイであれば、金融機関での融資を受けることが難しい会社でも、資金調達できる可能性があります。融資以外の方法で現金を用意したいと考えている方は、ベストペイの利用も選択肢となるでしょう。

なお、ファクタリングの利用においては、発注者や売掛先の信用力や財務状況は厳しく審査されます。そのため、利用者の信用力が高くても、発注先の信用力次第ではファクタリングを利用できないケースがあることは覚えておく必要があります。

ベストペイを利用するデメリット

次に、ベストペイを利用するデメリットを解説します。

  • 即日現金化と土日現金化には非対応
  • 3社間ファクタリングには対応していない
  • 100万円未満の注文書には対応していない
  • 個人事業主は利用できない
  • 契約時には面談が必要

れぞれを詳しく確認しましょう。

即日現金化と土日現金化には非対応

ベストペイで現金化に必要な日数は、最短翌日~3日程度です。即日現金化には対応していないため、著しく緊急性が高い資金調達が必要なときには、他の資金調達方法を検討する必要があるでしょう。

なお、ベストペイの営業日は、土日祝日を除く月~金曜日です。土日祝日の現金化もできません。ベストペイで注文書ファクタリングを利用したいと考えている場合は、計画的に手続きを進めることが肝心です。どうしても休日に資金調達したい方には土日ファクタリングがおすすめです。

3社間ファクタリングには対応していない

ベストペイは、2社間ファクタリングに特化したサービスを提供しています。そのため、3社間ファクタリングには対応していない点は覚えておきましょう。

3社間ファクタリングは、手数料が低めといわれます。2社間ファクタリングの手数料相場は10~30%の一方で、3社間ファクタリングの手数料相場は1~9%程度です。手数料を抑えた資金調達を希望しているのであれば、3社間ファクタリングの取り扱いがある会社を検討しましょう。

なお、3社間ファクタリングではファクタリング会社と利用者のほかに、売掛先の承諾も得なければなりません。また、3社での契約が必要なため、資金調達まで日数がかかります。

売掛先にファクタリングの利用を知られたくない方や、速やかに現金を用意したい方は、2社間ファクタリングのベストペイが有力な選択肢となるでしょう。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングのどちらを選ぶかは、手数料や取引先との関係、緊急度の高さなどを考慮したうえで決めることが肝心です。

100万円未満の注文書には対応していない

ベストペイの注文書ファクタリングは、100万円以上で買取可能で、100万円未満の注文書は現金化できない点に注意が必要です。

100万円に満たない発注書の現金化を希望する場合は、少額の買取に対応しているファクタリング会社を選びましょう。

なお、ベストペイの買取上限は、原則として3億円までです。ただし、場合によってはそれ以上の金額でも、買取可能なケースもあります。大きな金額の注文書を売却したいときは、一度問い合わせてみましょう。

個人事業主は利用できない

ベストペイは、個人事業主の注文書ファクタリングに対応していません。ただし、請求書ファクタリングであれば、個人事業主でも利用可能です。ベストペイを運営する株式会社アレシアでは、請求書ファクタリングのサービス「ベストファクター」も提供しています。個人事業主でファクタリングを利用したいと考えている方は、相談してみてください。または、フリーランス向けファクタリングから探してみるのもオススメです。

なお、法人の注文書ファクタリングの申込では、社歴や事業履歴は問われません。起業から間もない企業は、融資を受けることが難しいケースもあります。資金調達に悩むスタートアップ企業にとって、ベストペイは有力な選択肢となりそうです。

契約時には対面での面談が必要

ベストペイのファクタリング契約では、対面による面談が求められます。事業が忙しく対面で手続きをする時間を取れない方や、地方に拠点を構える方は、利用が難しいケースもあるでしょう。

ベストペイは、東京本社のほか大阪と福岡に支社があります。本社を訪れることが難しいときには、支社での手続きも検討してください。

ベストペイでは、出張訪問による契約も受け付けています。希望する場合は、メールや電話で事前に相談しましょう。出張にかかる費用や、誰が負担するかについても事前に確認すると安心です。

ベストペイを利用する流れ

ベストペイでは、以下の手順で資金調達が実施されます。

  1. 申込
  2. ヒアリング
  3. 審査
  4. 契約

申込は、ベストペイのホームページから24時間受け付けています。営業時間外の申込については、翌営業日10時以降に順次返信されます。

ヒアリングでは、オペレーターに注文書の概要を伝えましょう。オペレーターから本審査申込書を受け取ったら、審査に進みます。

審査が完了したら、契約です。契約時には、納税証明書および印鑑証明書、登記簿謄本の提出が求められます。債権譲渡登記は、必要な場合と不要な場合があるため、事前に相談しましょう。

契約締結後は、指定口座に注文書の売却代金が入金されます。契約時に提示された入金日になったら、口座を確認してください。

ベストペイ評判まとめ

ベストペイは、注文書ファクタリングを取り扱うファクタリング会社です。

請求書発行前の早いタイミングで資金調達ができる点や提出書類がシンプルな点、発注先に知られずに利用できる点が好感される一方で、手数料の上限が決まっていないため高い点に不満を感じるという声も聞かれました。

ベストペイは注文書ファクタリングのため、通常入金と比較して、現金化の日にちを最大180日程度前倒しできます。また、申込から最短翌日での入金に対応しています。

調達した資金は、仕入れや外注費としても活用が可能です。調達した資金を活用した積極的なビジネスをしたいと考えている方は、ベストペイの利用を検討してはいかがでしょうか。

他のファクタリング会社と比較したい方は、ファクタリング会社おすすめ比較10選の記事を、ぜひご覧ください。

この記事の監修者

牛崎 遼 株式会社フリーウェイジャパン 取締役

2007年に同社に入社。財務・経理部門からスタートし、経営企画室、新規事業開発などを担当。2017年より、会計、簿記、ファクタリングなどの資金調達に関する幅広い情報を発信する「会計ブログ」の運営責任者を継続している。これまでに自身で執筆または監修した記事は400本以上にのぼる。FP2級。

運営企業

当社、株式会社フリーウェイジャパンは、1991年に創業した企業です。創業当初から税理士事務所・税理士法人向けならびに中小事業者(中小企業および個人事業主)向けに、会計ソフトなどの業務系システムを開発・販売しています。2017年からは、会計・財務・資金調達などに関する情報を発信するメディアを運営しています。

項目 内容
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