えんナビの評判は?口コミやメリット、デメリット、利用の流れを解説

更新日:2025年05月26日

えんナビ 評判

ファクタリングの利用を検討しているのであれば、えんナビの評判が気になる方もいるでしょう。この記事では、えんナビの良い口コミと悪い口コミ、メリット・デメリット、えんナビを利用する流れを解説します。ファクタリングによる資金調達を考えている方は、ぜひ参考にしてください。先に重要な結論を書いてしまいますが、えんナビは土日に審査と入金には対応していません。誤った情報発信をしている記事もありますので、注意してください。休日の審査と入金に対応しているファクタリング会社を探している方は、土日ファクタリングから探すようにしましょう。

目次

ファクタリング会社「えんナビ」の評判は?口コミを紹介

ここでは、えんナビの良い口コミと悪い口コミを紹介します。ファクタリングは、ファクタリング会社によって手数料や現金化までの時間などに差があります。まずは利用した方の評判を事前に確認し、ファクタリング会社選びの参考にしましょう。

良い口コミ

えんナビの良い口コミは、以下のとおりです。

【えんナビの良い口コミ】

  • 安い手数料で現金化できた
  • 手続きがスムーズで助かった
  • 担当者の対応が良かった

えんナビの良い口コミでは、手数料の安さを挙げる声が多く聞かれました。また、手続きがスムーズで現金化までの時間が短く、緊急時の資金調達に役立ったという声もありました。

そのほかに、問い合わせ時の対応や接客態度が良く丁寧な説明を受けられたなど、担当者の対応を好感する声も挙がっています。

悪い口コミ

えんナビの悪い口コミは、以下のとおりです。

【えんナビの悪い口コミ】

  • 手数料が不明確で不安を感じた
  • 担当者の対応がいまいちだった

えんナビでは、手数料の上限が明示されていません。そのため、手数料が不明確で、申込時に不安を感じる方がいるようです。ただし、手数料が安かったという良い口コミが見られることから、結果的に納得がいく手数料で利用できた方が多いと考えられるでしょう。

そのほか、担当者の対応がいまひとつだったという意見も散見されました。対応の品質については、担当者によって大きく変わります。対応を好感する声が良い口コミに挙がっていた点からも、担当者についての評判は一概にはいえないといえるでしょう。

えんナビの基本情報

項目 詳細
買取手数料 0.5%~ ※2社間取引の場合は5.0%~
最短入金スピード 2時間
買取可能額 50万円~5,000万円
2者間(2社間)
3者間(3社間)
債権譲渡登記 非公開
必要書類 請求書、通帳3ヶ月分
非対面契約
個人事業主
運営会社 株式会社インターテック
所在地 東京都中央区日本橋本町4-3-4 東海日本橋ビル3階
事業内容 ファクタリング事業、広告代理業
手数料 記載なし
利用可能金額 50万~5,000万円

えんナビは、株式会社インターテックが運営するファクタリング会社です。えんナビホームページによると、4,000件以上の取引実績を持ち、93%以上の高い顧客満足度を獲得しています。

株式会社インターテックでは、広告代理業も営んでいます。資金繰りの改善策として、集客やインターネット広告の見直しをしたい方は、ファクタリングの利用とあわせて相談してもよいでしょう。


えんナビを利用するメリット

えんナビを利用するメリットには、以下があります。

  • 2社間ファクタリングと3社間ファクタリングに対応している
  • 24時間365日電話相談ができる
  • オンラインや郵送での契約も相談できる
  • 必要書類が少ない
  • 50万円の少額債権から利用できる
  • 手数料の下限が相場よりも低めに設定されている

それぞれを詳しく見ていきましょう。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングに対応している

えんナビでは、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングに対応しています。資金調達の緊急性や希望する手数料、売掛先との関係などによって、自社に合ったほうを選ぶことが重要です。

それぞれの概要を以下で確認しましょう。

2社間ファクタリングとは

2社間ファクタリングとは、利用者とファクタリング会社で契約を結ぶ方法です。利用者は売掛債権をファクタリング会社に売却し、売却代金を得ます。利用者は、売掛先から回収した売掛金を、ファクタリング会社に入金します。

2社間ファクタリングのメリットとデメリットは、以下のとおりです。

メリット デメリット
  • 現金化までの時間が短い
  • 売掛先に知られずに利用できる
  • 手数料が高め
  • 審査が厳しめ

緊急で現金が必要な方や、売掛先にファクタリングの利用を知られたくない方は、2社間ファクタリングが適しているでしょう。

手数料が高めで審査が厳しいといった特徴があるため、手数料を少しでも抑えたい方や、信用力や財務状況に不安がある方は、3社間ファクタリングを検討しても良さそうです。

3社間ファクタリングとは

3社間ファクタリングとは、利用者とファクタリング会社、売掛先で契約を結ぶ方法です。売掛金は、売掛先からファクタリング会社に直接支払われます。

3社間ファクタリングのメリットとデメリットを以下で確認しましょう。

メリット デメリット
  • 手数料が比較的安い
  • 売掛金を入金する手間がない
  • 現金化までに数日かかる
  • 売掛先の承諾を得る必要がある

3社間ファクタリングは手数料が比較的安く、利用者が売掛金をファクタリング会社に入金する手間がありません。売掛先の協力を得られるのであれば、3社間ファクタリングは有力な選択肢となるでしょう。

ただし、現金化に数日かかるため、資金調達の緊急性が高い場合は別の方法を検討するしかなさそうです。

24時間365日電話相談ができる

えんナビでは24時間365日、電話による相談が可能です。土日祝日でも対人での相談に対応しているため、緊急で現金が必要な場合にも、速やかな資金調達が期待できます。ファクタリング会社の中には、土日祝日の対人対応は実施していないケースも少なくありません。週明けに緊急で現金が必要といった場合には、えんナビの利用を検討しましょう。なお、えんナビは土日祝日に審査結果の回答や入金には対応しておらず、いずれも週明けになります。土日祝日中にファクタリングで資金調達したい方には「みんなのファクタリング」がおすすめです。

参考)みんなのファクタリングの口コミと評判

最短1日で資金調達が可能

えんナビは、最短1日の素早い現金化も可能です。ホームページ上の簡単査定は約30秒で完了し、契約手続きも約45分で終了するケースがあります。

実際の所要日数は債権の金額や期日、売掛先の信用力や契約形態などによっても変わりますが、素早い現金化に向けた体制が十分に整っています。スピーディーな現金化を希望する方は、えんナビに相談してみてください。

オンラインや郵送での契約も相談できる

えんナビでは対面はもちろん、以下の契約に対応しています。

  • クラウドを利用したオンライン契約
  • 電話
  • メール
  • 郵送

地方に拠点を構えている場合や、業務が忙しくえんナビに出向くことが難しい場合は、契約方法を事前に相談しましょう。なお、えんナビ担当者による出張訪問も可能です。出張費といった詳細は、事前に確認すると安心です。

必要書類が少ない

必要書類が少ない点も、えんナビのメリットに挙げられます。えんナビの申込に必要な書類は、以下の2つです。

  • 売掛債権に関する書類
  • 直近3ヶ月分の通帳のコピー

売掛債権に関する書類には、請求書や発注書、契約書があります。売掛先や売掛金額が明確に記載されたものを用意しましょう。なお、申込に必要な書類は、契約内容によって異なる場合があります。スムーズに手続きを進めるためには、事前に確認しておくと安心です。

50万円の少額債権から利用できる

えんナビは、原則として最低50万円の少額債権から利用可能です。50万円以下の債権も相談を受け付けており、公式ホームページによれば30万円の少額債権の買取実績もあります。

ファクタリング会社によっては、少額債権の買取ができないケースも少なくありません。少額債権の利用が可能なえんナビであれば、大きな取引が少ない個人事業主でも利用できます。

少額債権の現金化を希望している場合は、えんナビは有力な選択肢の1つとなるでしょう。

手数料の下限が相場よりも低めに設定されている

えんナビは、手数料の下限が相場よりも低めに設定されている点もメリットです。2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの手数料相場を、以下で確認しましょう。

手数料相場
2社間ファクタリング 10〜30%
3社間ファクタリング 1~9%

えんナビの手数料は2社間ファクタリングであれば5.0%~、3社間ファクタリングであれば0.5%~に設定されています。業界最低水準で相場と比較しても低めのように思えますが、手数料の上限が非公開なため、実態として相場より安いかは分かりません。債権の額面が大きい場合、手数料率の違いによる影響が大きくなります。額面が大きい債権の売却を考えている場合は、えんナビだけではなく複数のファクタリング会社で相見積もりをとって比較しましょう。

えんナビを利用するデメリット

えんナビを利用するデメリットには、以下があります。

  • 手数料の上限が明示されていない
  • 公式HPに掲載されている情報が少なめ

それぞれを詳しく解説します。

手数料の上限が明示されていない

えんナビの手数料は、ホームページ上に「業界最低水準」との記載がある一方で、手数料率の上限が不明確なため、申込時に不安を感じる方もいるようです。

えんナビの手数料の目安を知りたいときには、公式ホームページの簡単査定を利用してみてください。ホームページ上で必要事項を入力すれば、約30秒でおおよその審査結果を確認できます。

えんナビでは、見積もりのみの相談も可能です。手数料を重視する方は、えんナビを含む複数の会社で見積もりをとり、比較検討したうえで契約するとよいでしょう。

公式HPに掲載されている情報が少なめ

えんナビの公式ホームページは、他のファクタリング会社と比較して、記載されている情報が少なめです。例えば、資本金や設立年月日などの記載はありません。

とはいえ、利用前に確認が必要な情報は記載されています。運営会社である株式会社インターテックの所在地や代表取締役についても記載があることから、利用に関して大きな問題はないと考えられます。

24時間365日、電話での問い合わせに対応しているため、不安や不明点があるときには事前に相談しましょう。

えんナビの利用がおすすめのケース

えんナビの利用が適していると考えられるのは、利用者が以下の2つに当てはまるケースです。

  • 個人事業主の方
  • 赤字決算や税金滞納がある方

それぞれを詳しく見ていきましょう。

個人事業主の方

えんナビの利用がおすすめのケースの1つ目は、利用者が個人事業主の場合です。えんナビは、個人事業主の方も利用可能と明記されています。

ファクタリング会社によっては、個人事業主の申込は断っているケースもあります。また、利用を受け付けていても、買取下限額が設定されており、実際には利用が難しいケースも少なくありません。

個人事業主でファクタリングを利用したい場合は、少額債権の買取にも対応しているえんナビに相談しましょう。

なお、一般的に2社間ファクタリングでは、二重譲渡を防ぐために債権譲渡登記が実施されます。債権譲渡登記は法人のみが利用できるため、利用条件に債権譲渡登記が求められる場合は、個人事業主は契約できないことは覚えておきましょう。

えんナビ公式ホームページには、債権譲渡登記に関する記載がありません。個人事業主で2社間ファクタリングの利用を検討している場合は、事前に確認することをおすすめします。

赤字決算や税金滞納がある方

利用者に赤字決算や税金滞納がある場合も、えんナビの利用が適しているケースです。

もともとファクタリングは、融資と比較して利用者の信用力や返済能力は問われにくい特徴を持ちます。中でもえんナビは、以下のケースに当てはまる利用者でも、利用を相談できるとされます。

  • 赤字決算
  • 税金滞納
  • 資金ショート
  • 債務超過
  • 信用情報が低い

融資を断られた方や、他のファクタリング会社の審査に通らなかった方は、えんナビでの資金調達を考えてみましょう。

えんナビでファクタリングを利用する流れ

えんナビでファクタリングを利用する流れは、以下のとおりです。

  1. 相談・問い合わせ
  2. 審査
  3. 最終確認・契約
  4. ファクタリングの実行・入金

相談や問い合わせは、電話やメール、郵送などで受け付けています。資金調達の緊急性を考慮し、自社に合った方法を選びましょう。

申込後は、審査に進みます。審査を通過後は、最終確認を経て契約に移ります。えんナビは見積もりのみの相談も可能なため、条件に納得がいかない場合は、この時点で断ることも可能です。

契約が完了したら、ファクタリングの実行と入金です。入金は最短1日で可能ですが、具体的な日数は契約時に確認してください。

えんナビ評判まとめ

えんナビは、株式会社インターテックが運営するファクタリング会社です。業界最低水準の手数料や素早い現金化が好感されている一方で、手数料が明記されていない点を不安に感じるという声も聞かれました。

えんナビは24時間365日、電話での対人相談を受け付けています。緊急で現金が必要な場合や、申込や契約内容に不安がある場合は、相談してみるとよいでしょう。

えんナビは、個人事業主の利用も受け付けています。また、赤字決算や税金滞納などがある方でも申込可能です。少額債権の買取を依頼したい、信用力や財務状況に不安があるといった方は、えんナビの利用を検討してはいかがでしょうか。なお、他のファクタリング会社と比較したい方は「ファクタリング会社おすすめ比較10選」の記事もご覧ください。

この記事の監修者

牛崎 遼 株式会社フリーウェイジャパン 取締役

2007年に同社に入社。財務・経理部門からスタートし、経営企画室、新規事業開発などを担当。2017年より、会計、簿記、ファクタリングなどの資金調達に関する幅広い情報を発信する「会計ブログ」の運営責任者を継続している。これまでに自身で執筆または監修した記事は400本以上にのぼる。FP2級。

運営企業

当社、株式会社フリーウェイジャパンは、1991年に創業した企業です。創業当初から税理士事務所・税理士法人向けならびに中小事業者(中小企業および個人事業主)向けに、会計ソフトなどの業務系システムを開発・販売しています。2017年からは、会計・財務・資金調達などに関する情報を発信するメディアを運営しています。

項目 内容
会社名 株式会社フリーウェイジャパン
法人番号 1011101045361
事業内容
  • 会計・財務・資金調達に関するメディア運営
  • 中小事業者・会計事務所向け業務系システムの開発・販売
本社所在地 〒160-0022
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