ベストファクターの評判は?|入金・審査のスピード、口コミまで解説
更新日:2024年09月02日
ファクタリングを検討している方の中には、「公式ホームページを見ても、各社の違いがよく分からない」「ファクタリング会社の選定基準を知りたい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ファクタリング会社の1つであるベストファクターは、2者間ファクタリングの買取手数料が2%~と業界最安値となっています。また、継続利用で手数料が下がったり、継続利用者を対象にした財政コンサルティングを無料で行っていたりと、継続した利用におすすめのファクタリング会社です。
本記事では、ベストファクターの評判や入金・審査のスピード、口コミなどを詳しく紹介します。ファクタリング会社選びの参考にしてください。
※なお、本記事はアフィリエイト広告の出稿を受けています。
目次
ベストファクターとは?どんな会社?
ベストファクターのファクタリングは、2者間、3者間、医療ファクタリングに応じています。2者間ファクタリングの買取手数料は2%から対応しており、平均買取率も92.2%と高水準のため、より希望に近い額の資金調達をしたい方におすすめのファクタリング会社です。
また、ファクタリングサービスに「財政コンサルティング」が付帯しているのも特徴の一つです。長期的成長や経営の安定化について、資金調達のプロによるアドバイスを受けることができるため、起業したばかりで経理に不安をお持ちの方や資金管理に困っている方にもぴったりです。
その他、細かな特徴について以下表にまとめました。他のファクタリング会社と比較したい方は「ファクタリング会社おすすめ比較ランキングTOP10」の記事もご覧ください。
【ベストファクターの特徴】
買取手数料 | 2.0%~20.0% |
最短入金スピード | 最短即日 |
買取可能額 | 30万円~1億円 |
2者間(2社間) | ◯ |
3者間(3社間) | ◯ |
債権譲渡登記 | 応相談 |
必要書類 | 代表者の身分証明書、請求書、見積書、通帳 |
非対面契約 | 〇 (売掛債権30万円から1,000万円まで) |
個人事業主 | ◯ |
運営会社 | 株式会社アレシア |
※最新の情報は、公式サイトをご確認ください。
本章では、「審査」「入金までのスピード」「手数料」など、実際に利用する際に気になるポイントに絞って紹介します。
審査に落ちることはある?
ベストファクターの審査通過率は92.25%です。
申し込み・審査時に必要となる書類は、以下3点です。ベストファクターのWebサイト上からアップロードすることができ、書類が不備なく揃っていれば、すぐにファクタリングの利用可否がわかります。
- 本人確認書類(免許証・パスポートなど)
- 通帳の入出金記録(Web通帳を含む)
- 請求書・見積書・基本契約書(取引先との契約関連書類)
買取可能か確認したい場合、Web上のフォームから希望調達額と連絡先を送るだけで無料で相談可能です。また、平日10時~19時間であれば、電話での相談も受け付けています。
さらに、公式サイトには資金調達シミュレーターがあります。売却希望の債権額や自身の事業スタイル、売掛先の会社規模などを選択するだけで、簡単に診断結果を確認できます。
入金までのスピードと買い取ってくれる債権を知りたい
申し込みから入金までにかかる所要時間は、最短即日~3営業日ほどです。売掛債権の金額が30万円から1千万円の間であれば、最短1時間での入金に対応しています。
最低利用額は30万円(売掛債権請求額)、最高利用額は売掛先1社につき1億円までです。ただし、売掛先の規模や継続的な取引年数など、条件によって柔軟に対応してもらうことができるため、具体的な買取額が気になる方は一度相談してみることをおすすめします。
手数料の目安はどの程度?
ベストファクターの手数料の目安は、2~20%(2者間ファクタリングの場合)です。ベストファクターが比較対象とした他社の2者間ファクタリングの手数料は、15~30%で対応しているファクタリング会社もあるなかで、この手数料は業界でも最安値といえます。
なお、実際の手数料率は、売掛債権の種類や信用度、債権の期日などによって変動します。
利用までの流れは?
ベストファクターの、申し込みから入金までの流れを紹介します。
1.問い合わせを行う
公式サイトの画面右上にある「無料相談はこちら」をクリックして、以下の情報を入力します。なお、Webフォームの他にも、電話から問い合わせることも可能です。
- 希望調達額
- 会社名・組織名(任意)
- 名前
- 電話番号
- メールアドレス
- 要望や質問など(任意)
入力完了後、「フォームを送信する」ボタンをクリックして送信し、担当者からの連絡を待ちます。
担当者から連絡が来たら、ファクタリングの説明を受けて希望額などを提示します。また、資金調達に関するその他の悩みも相談できるので、困っていることがあれば相談してみましょう。
ヒアリング終了後、審査の説明に進みます。
2.書類の提出・審査
審査には、以下の書類提出が必要です。事前に揃えておくと審査の時間を短縮できるため、より迅速に資金調達したい場合はあらかじめ用意しておくとよいでしょう。
- 本人確認書類(免許証・パスポートなど)
- 通帳の入出金記録(Web通帳を含む)
- 請求書・見積書・基本契約書(取引先との契約関連書類)
書類提出後、審査が始まります。
審査に通過すると、買取額や手数料が提示されるため、内容を確認します。問題がなければ、契約へ進みます。
3.対面契約して入金を待つ
ベストファクターのファクタリングは、対面もしくは非対面(売掛債権30万円から1,000万円まで)で契約を行います。対面の場合は、利用者が訪問するか、ベストファクターの担当者に来社してもらうか、どちらかを選択します。
契約時、以下の書類が必要です。
- 納税証明書
- 印鑑証明書
- 登記簿謄本
契約書捺印後、最短即日で入金されます。
ベストファクターを利用するメリット【3つの強み】
ベストファクターのファクタリングの特徴や申し込みから入金までの流れについて紹介してきました。それでは、ベストファクターを利用することで得られるメリットとは、どのようなことがあるのでしょうか。ここでは、ベストファクターの「3つの強み」について紹介します。
1.業種や事業形態を問わず利用できる
ベストファクターは、法人・個人事業主を問わず利用できます。さらに、社歴や事業歴も問われないため、起業したばかりの経営者でも利用可能です。
なぜなら、ファクタリングでは利用者の信用情報ではなく、売掛金の確実性や売掛先企業の属性、法人規模が重要視されるからです。
また、ベストファクターは業種の制約もありません。ちなみに、公式ホームページによると、最多利用業種は「建設業」、最高利用額業種は「物流業」であるようです。
参考)売掛金とは
2.償還請求権なしで利用可能
償還請求権なしで債権を買い取ってもらえる点も、メリットの一つです。
償還請求権とは、ファクタリング会社が売掛金を回収できなかった場合、売掛金と同等の金銭を利用者へ請求する権利です。
万が一、ベストファクターへ売掛金を買い取ってもらった後、売掛先が倒産や破産、支払停止などの理由により支払いできなくなっても、未回収金額が利用者に請求されないので安心です。
3.財務コンサルティングを受けられる
ベストファクターの運営会社は財務コンサルティングを行っており、ファクタリング利用者は無料でコンサルティングを受けることができます。
ファクタリングはすぐに資金調達できるサービスですが、計画的に利用しないと、翌月の資金がまた足りず、繰り返しファクタリングをし再度手数料が取られる、といった負のスパイラルに陥ってしまうこともあります。
プロの財務コンサルティングを無料で受けることで、事業の財務体質を強化し、資金繰りの安定化へつなげることができます。それにより、将来的にファクタリングを繰り返す必要がなくなれば、必要コストを抑え、安定した経営へとつなげられるでしょう。
ベストファクターの公式サイトによると、ファクタリングの付帯サービスである財務コンサルを利用したことで、黒字倒産の状態から利用6カ月目で事業再生に成功した利用者もいるようです。
ベストファクターの評判は?良い口コミ・悪い口コミまで紹介
ベストファクターの特徴やメリットについて見てきました。それでは、ベストファクターを実際に活用したユーザーは、どのようにこのサービスを評価しているのでしょうか。良い口コミだけでなく悪い口コミについても紹介しますので、参考にしてみてください。
ベストファクターに関する良い口コミ
【良い口コミ1:無料の財務コンサルティングにより経営課題を把握できた】
ファクタリングを利用するのは今回が初めてでした。銀行以外の金融機関からお金を借りるのはとても不安だったのですが、担当者が丁寧にヒアリングしてくださり、手数料や必要書類について気軽に相談できたので、安心しました。
また、財務のコンサルティングを無料で受けられるのには驚きでした。おかげさまで現在の経営課題が明確になり、今後何をどう改善すべきなのかが把握できました。
これからも、引き続きよろしくお願い致します。
【良い口コミ2:当日入金されたのには驚いた】
資金繰りに困ってしまい、銀行の融資以外で資金を調達できるサービスを探していました。ネットで検索している際に「最短即日入金」というキャッチを見て、こちらのファクタリングへ依頼しました。
平日の9時過ぎに相談をし、担当者からの折り返しの電話で教えていただいた不足書類を急いで準備しました。改めて必要な書類を提出して審査を待っていると、無事審査を通過してその日の14時には入金されました。
申し込んだ当日に、資金調達が完了したのには大変驚きでした。
【良い口コミ3:手数料を抑えられた】
当社は建設業ということもあり、大型案件を受注した場合、施工終了から、請求金額を回収できるため長い期間を要します。
他社のファクタリングを継続して利用していましたが、利用するごとに手数料が高くなってきたため、ファクタリング会社を変更することになりました。
こちらのファクタリングに乗り換えたところ、2回目の利用時には初回よりも手数料が安くなっており、嬉しかったです。
今後はこちらを継続して利用したいと思っています。
ベストファクターに関する悪い口コミ
【悪い口コミ1:即日入金できなかった】
審査に必要な書類をアップロードすればすぐに査定結果が出るので、資金調達を急いでいた私にとっては大変ありがたかったです。
しかし結局、不足している資料の提出が必要となり、資金調達までに3日かかってしまいました。こちらの不備もあったのですが、もう少し早ければよかったと思いました。
【悪い口コミ2:契約が対面なところがネック】
審査はオンラインで可能なのですが、契約は対面でなければならない点がネックでした。ただでさえ、日々の業務で多忙を極めている中、急ぎでの資金調達を余儀なくされ、その上このご時世、対面でなければ契約できないのは手間がかかります。
Webや郵送での対応をしてくれれば良いと思いました。
【悪い口コミ3:担当者と連絡が取れなくなった】
ファクタリング申し込み後、不足書類について折り返しの電話をいただきました。書類を整え再度提出しましたが、その後、審査の結果の連絡が来ませんでした。
審査が通らなかっただけかもしれませんが、それならそれで、連絡が欲しかったです。
ベストファクターがおすすめな企業の特徴
ベストファクターを利用したユーザーの評判を見てきました。最後に、ベストファクターの利用がおすすめな企業の特徴を紹介します。
建設業など土木関連の企業
ベストファクターは、建設業や土木業の買取実績を豊富に有します。
建築業は、元請け業者の売上が入金されるまでの期間が長いこと、また急な増員が原因となり資金繰りに困るケースが多い傾向にあります。
ベストファクターは「建築業の売掛金は他業種よりも信頼度が高い」と建設業の売掛金の返済期間について深い理解を示しており、実際、建築事業者に限り、2者間ファクタリングの手数料を「買取売掛金額に対して5~20%」と、他業種よりも低めに設定しています。(※他業種は10~30%)
そのため、建築業や土木業を営んでいる企業や個人の利用におすすめです。
安定した資金繰りを目指したい企業
そもそもファクタリングは、短期的な資金調達の手段の一つです。しかし、月次の費用が足りないからと繰り返し利用しているうちに、ファクタリングありきの資金繰りが常態化してしまうことがあります。
ベストファクターは、ファクタリング利用者に対して、財務コンサルティングサービスを無料で提供しています。コンサルティングを通じて、長期的な資金運用についてプロのアドバイスを受けることができるため、将来的な資金繰りの安定を目指すことができるのです。
ベストファクターのよくある質問
Q1.ベストファクターの特徴は?
ベストファクターは、2者間、3者間、医療ファクタリングに応じています。また、買取手数料は2%からで、平均買取率は92.2%と高水準なのも大きな特徴です。
Q2.ベストファクターの利用がおすすめの企業は?
取引実績が多く、手数料も安く設定されている土木業者の利用が特におすすめです。
さらに、無料で財務コンサルティングを受けられるため、将来的な資金繰りの安定化を目指したい企業にも向いています。
ベストファクターまとめ
ベストファクターは、2者間ファクタリングの買取手数料が2%~と、業界最安値を誇るファクタリング会社です。業種の制限はありませんが、建設業に対する実績や深い理解があるため、土木関連の業種に特におすすめのファクタリング会社です。
また、ファクタリング利用者に対して、財務コンサルティングサービスを無料で提供しています。短期での資金調達を実現しつつ、将来的な資金繰りの安定化を図りたい方にぴったりです。
この記事の監修者
牛崎 遼 株式会社フリーウェイジャパン 取締役
2007年に同社に入社。財務・経理部門からスタートし、経営企画室、新規事業開発などを担当。2017年より、会計などに関する幅広い情報を発信する「会計ブログ」の運営責任者を継続している。これまでに自身で執筆または監修した記事は300本以上。
運営企業
当社、株式会社フリーウェイジャパンは、1991年に創業した企業です。創業当初から税理士事務所・税理士法人向けならびに中小事業者(中小企業および個人事業主)向けに、会計ソフトなどの業務系システムを開発・販売しています。2017年からは、会計・財務・資金調達などに関する情報を発信するメディアを運営しています。
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