固定長期適合率とは?計算式と目安について

固定長期適合率

固定長期適合率とは、財務分析の長期的な安全性分析の指標です。「固定比率」と同様に、固定長期適合率を見れば、会社の長期的な支払能力を分析できます。固定長期適合率は、固定負債と自己資本に対する固定資産の割合を示しています。いわば、固定比率の補助的な指標です。※2018年10月26日に更新

固定長期適合率の計算式

固定長期適合率(%) = 固定資産 ÷( 固定負債 + 自己資本 ) × 100

※固定資産: 1年を超えて現金化されずに、長期間にわたり使われる資産

※自己資本: 株主からの出資や利益の蓄積で、返済義務がない資本。純資産ともいう。

※固定負債:返済期限が1年を超す負債

固定長期適合率で何がわかる?

固定資産は長期にわたって使用されるものですから、借入も長期のローンであるか、もしくは返済義務のない自己資本の範囲内で投資されていないと、いずれ資金繰りが圧迫されることになります。固定長期適合率は、固定資産に投資した資金が長期資金(長期のローンと自己資本)でどれだけまかなわれているかを表すものです。固定比率を求める算式では、分母が自己資本のみでしたが、固定長期適合率を求める算式では、分母に固定負債を加えている点が異なります。

固定長期適合率の目安

固定比率が100%を超えていても、固定長期適合率が100%以下であれば、固定資産への投資は健全であると判断できます。固定長期適合率が100%を上回っている場合は、固定資産への投資額を固定負債と自己資本でカバーできていないということで、資金繰りは危うい状況にあると見られます。

固定長期適合率まとめ

  • 固定長期適合率は、固定資産が長期資金(固定負債と自己資本)でどれだけ賄われているか表している
  • 固定長期適合率(%) = 固定資産 ÷( 固定負債 + 自己資本 ) × 100
  • 固定長期適合率はが100%以下なら、固定資産への投資は健全

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