負債比率とは何か?計算式と目安について

更新日:2024年02月29日

負債比率

負債比率とは、財務分析の指標の中で、中長期的な安全性を測るときに使う指標です。負債比率は、自己資本に対する他人資本(負債)の割合を示しています。DEレシオ、レバレッジ比率、ギアリング比率とも呼ばれ、中長期的には安全性が高いといえます。自己資本比率とは反比例の関係にあり、以下の算式によって求められます。

負債比率の計算式

負債比率(%) = 負債 ÷ 自己資本 × 100

負債:返済義務のある資本。他人資本ともいう。例:借入金

負債比率で何が分かる?

負債比率を見れば、負債の返済余力が分かります。一般的に負債比率が低いほど返済余力が高く、財務の安定性が高いと見ることができます。

負債比率の目安

業種などによっても異なりますが、負債比率が100%を下回っていると、中長期的な安全性(支払能力)が高いと言われています。

負債比率まとめ

  • 負債比率とは、自己資本に対する他人資本(負債)の割合を示す指標で、低いほど財務の安定性が高いと判断できる。
  • 負債比率(%) = 負債 ÷ 自己資本 × 100

この記事の監修者

牛崎 遼 株式会社フリーウェイジャパン 取締役

2007年に同社に入社。財務・経理部門からスタートし、経営企画室、新規事業開発などを担当。2017年より、会計などに関する幅広い情報を発信する「会計ブログ」の運営責任者を継続している。これまでに自身で執筆または監修した記事は300本以上。

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