負債比率とは何か?計算式と目安について
2019.10.09

負債比率とは、財務分析の指標の中で、中長期的な安全性を測るときに使う指標です。負債比率は、自己資本に対する他人資本(負債)の割合を示しています。DEレシオ、レバレッジ比率、ギアリング比率とも呼ばれ、中長期的には安全性が高いといえます。自己資本比率とは反比例の関係にあり、以下の算式によって求められます。
負債比率の計算式
負債比率(%) = 負債 ÷ 自己資本 × 100
※負債:返済義務のある資本。他人資本ともいう。例:借入金
負債比率で何が分かる?
負債比率を見れば、負債の返済余力が分かります。一般的に負債比率が低いほど返済余力が高く、財務の安定性が高いと見ることができます。
負債比率の目安
業種などによっても異なりますが、負債比率が100%を下回っていると、中長期的な安全性(支払能力)が高いと言われています。
負債比率まとめ
- 負債比率とは、自己資本に対する他人資本(負債)の割合を示す指標で、低いほど財務の安定性が高いと判断できる。
- 負債比率(%) = 負債 ÷ 自己資本 × 100
【記事の執筆と監修について】
この記事は、株式会社フリーウェイジャパンが執筆および監修をしています。当社は1991年に創業し、税理士事務所向けの会計ソフトの販売からスタートした会社です。2009年から中小企業・個人事業主の方向けにクラウド型の業務系システムの開発・販売を開始しました。当メディアは2012年から運営しており、会計や金融など経営に関する幅広い情報を発信しています。また、当社は本当に無料で使える会計ソフト「フリーウェイ経理Lite」を提供しており、ご利用いただければ費用をかけずに業務効率化が可能です。詳しくは、こちら↓↓
同じカテゴリの記事