借入金と支払利息の仕訳

「借入」の仕訳では、「借入金」と「支払利息」という勘定科目を使います。借入金は将来に返済する義務があるため、貸借対照表負債に分類されます。よって、借り入れをしたら貸方に「借入金」を記入します。支払利息は費用のため、利息を支払ったら「支払利息」を借方に記載します。※2017年5月5日に更新

お金を借りたときの仕訳

例)B銀行から現金10,000円を借り入れた場合

借方 貸方
現金 10,000円 借入金 10,000円

お金を借り入れたときは、負債(債務)が増加すると考え、貸方に「借入金」を記入します。

借入金を返したときの仕訳

例)B銀行から借り入れた10,000円を現金で返した場合

借方 貸方
借入金 10,000円 現金 10,000円

借り入れたお金を返したときは負債(債務)が減少するため、借方に「借入金」を記入します。

支払利息の仕訳

お金を借り入れた場合、決められた返済日までに借りたお金を返すほか、利息も支払わなければなりません。このときの利息は費用として考え、「支払利息」という勘定科目で処理します。1ヶ月の支払利息の金額は、以下の式で計算できます。

※支払利息の金額=借入金の金額✕年利率÷12✕返済期間(ヶ月)

例)B銀行に、返済期間6ヶ月、年利率3%で借り入れた10,000円を返済日に全額現金で返した場合

借方 貸方
借入金 10,000円 現金 10,150円
支払利息 150円

元本の返済と一緒に利息を支払ったときは、借方に「支払利息」と「借入金」を記入します。

まとめ

今回は、お金を借りたときの仕訳(借入金と支払利息)について紹介しました。ちなみに借入金は、返済期限日が決算日の翌日から1年以内なら「短期借入金」、1年を超えるなら「長期借入金」の勘定科目を使います。当初は長期借入金だったものの、返済期限が1年以内になったら短期借入金に振り替えたりもしますので、覚えておきましょう。

関連記事

借入金の仕訳について学んだら、永久無料の会計ソフト「フリーウェイ経理Lite」がおすすめです


このエントリーをはてなブックマークに追加
簿記の基礎知識が経営に役立つ理由とは?
仕訳とは何か?
勘定科目
分記法の仕訳
三分法の仕訳
繰越商品を使った仕訳(期末棚卸)
買掛金
売掛金
返品の仕訳(仕入戻し・売上戻り)
値引きの仕訳(仕入値引・売上値引)
諸掛とは?(売上諸掛と仕入諸掛)
現金過不足
小口現金の仕組みと管理方法とは?
約束手形(支払手形・受取手形の仕訳)
手形を裏書き(譲渡)する仕訳
手形割引の仕訳
借入金と支払利息の仕訳
貸付金と受取利息の仕訳
未収金の仕訳
未払金の仕訳
前払金の仕訳
前受金の仕訳
立替金の仕訳
預り金とは
仮払金
仮受金
商品券(他店商品券)の仕訳
有形固定資産
有価証券の仕訳
資本金
減価償却の仕訳(直接法と間接法)
伝票式会計
仕訳日計表と総勘定元帳
補助元帳と補助記入帳
小口現金出納帳の記帳方法
現金出納帳の記帳
当座預金出納帳の記帳
受取手形記入帳とは
支払手形記入帳とは
「仕入帳」を使って仕入の詳細を記帳する
「売上帳」で売上の詳細を把握する