経理業務を効率化する会計ソフト

更新日:2017年11月21日

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ひと昔前まで、会社の経理業務では手書きが一般的でした。そのため作業量は膨大になり、経理のためだけに多くの人員を割かなければならなかったのです。近年は、パソコンが大きく普及したこともあり、会計ソフトが広く導入されています。そのため、手書きで処理する場合に比べて、経理業務は大幅に効率化されました。しかし、まだまだ会計ソフトを使っていない事業者の方も多くいる状況です。そこで、会計ソフトの導入が経理業務の効率化にどうして繋がるのか、会計ソフト導入のメリットは何かを紹介します。※2017年11月21日に更新

自社の状況をリアルタイムに把握できるようになる

会計ソフトを使う大きなメリットのひとつとして挙げられるのは、自社の経理の状況をリアルタイムで把握できることです。手書きで記帳している場合に多いのが、ある時期にまとめて作業すること。普段から領収書などをきちんと整理して保管していても、それらをまとめた資料をすぐには作れません。仕訳帳への記帳が終わったら、そのあとは元帳への転記が待っています。その作業に手間がかかるため後回しになり、現在の業績や財産状況がどうなっているのかは、すぐに把握できなくなります。

会計ソフトを利用すれば、仕訳帳に数値を入力するだけ。元帳に自動で転記されるため、手書きよりも、ずっとラクになります。そして、その瞬間の状況をリアルタイムで確認できるようになります。

転記や計算作業が激減する

会計ソフトを導入すると、経理業務のスピードが上がります。手書きの場合に多くの時間を使うのは、仕訳帳への記帳と確認作業です。また、前述のとおり仕訳帳から元帳へ転記(書き写すこと)も大きな負担になります。それで終わりでなく、元帳からは試算表へ…といった転記や計算作業が続くわけです。もし書き間違えたら、関連する部分すべてを直したり、計算しなおしたり。経験された方なら分かると思いますが、とても手間がかかります。

会計ソフトを導入すれば計算と転記が自動化されるため、そういった負担の軽減が可能です。間違いの訂正も、該当する部分一箇所を修正するのみ。経理業務のスピードは圧倒的に早くなります。

ミスを防ぎやすくなる

会計ソフトを使えば、手書きに比べて、ミスを防ぎやすくなります。経理業務で求められるのは、スピードだけではありません。それよりも、正確さが要求されます。間違いが起きやすい仕事といえば、帳票から他の帳票への転記や計算。特に繁忙期は疲れて注意力がなくなり、ミスをしやすくなります。

会計ソフトを利用すれば絶対に正確に処理できる、とまでは言えません。ただし、ミスをしにくくなります。繰り返しになりますが、会計ソフトは転記と計算作業が自動化してくれます。そして、自分が疲れても、会計ソフトは通常どおりに働いてくれるのです。

まとめ

今回は、会計ソフトの導入が、経理業務の効率化にどれだけ貢献するのかを紹介しました。まだ会計ソフトを使っていない方は、今すぐにでも探し始めましょう。もし、どれを使えばいいのか迷った時におすすめなのが、永久無料の会計ソフト「フリーウェイ経理Lite」です。はじめて利用する場合でも、初期費用も利用料も0円だから安心。ぜひ、検討してみてください。

この記事の監修者

牛崎 遼 株式会社フリーウェイジャパン 取締役

2007年に同社に入社。財務・経理部門からスタートし、経営企画室、新規事業開発などを担当。2017年より、会計などに関する幅広い情報を発信する「会計ブログ」の運営責任者を継続している。これまでに自身で執筆または監修した記事は300本以上。

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