売掛金元帳(得意先元帳、得意先帳簿)

売掛金元帳とは、取引先ごとに売掛金を管理するための補助簿です。「得意先元帳」や「得意先帳簿」とも呼ばれています。売掛金の増減が発生する取引があった場合、「総勘定元帳」の「売掛金勘定」に記帳し、合わせて売掛金元帳にも記帳します。※2017年10月16日に更新

売掛金元帳では得意先を勘定科目にする場合もある

売掛金元帳には得意先の店名のみを書き込みます。仕訳の際には売掛金勘定の代わりに得意先を勘定科目することもあり、これを「人名勘定」といいます。会計ソフトを使うのであれば、売掛金の勘定科目に補助科目として得意先を登録するといった方法があります。

売掛金元帳の記帳

売掛金元帳への記帳には、売掛金勘定を使う場合と、人名勘定を使う場合の2つの方法があります。今回は売掛金勘定を用いて売掛金元帳へ記帳します。

例)

9月1日には××商店の前月からの売掛金の繰越が1,000円、○○商店の売掛金の繰越が1,500円ある。

9月2日に××商店へ商品1,200円を売上げ、代金を掛けとした。

9月8日に××商店へ売上げた商品に対して200円の値引きをした。

9月15日に○○商店に商品1,500円を売上げ、代金を掛けとした。

9月20日に○○商店への売掛金1,000円を現金にて回収した場合。

 

売掛金元帳

××商店

平成

○○年

摘要 借方 貸方 借/貸 残高
9 1 前月繰越 1,000 1,000
2 売上 1,200 2,200
8 売上値引 200 2,000
30 次月繰越 2,000
2,200 2,200
12 1 前月繰越 2,000 2,000

 

売掛金元帳

○○商店

平成

○○年

摘要 借方 貸方 借/貸 残高
9 1 前月繰越 1,500 1,500
15 売上 1,500 3,000
20 現金回収 1,000 2,000
30 次月繰越 2,000
3,000 3,000
10 1 前月繰越 2,000 2,000

売掛金の回収状態を把握するために売掛金元帳を作ろう

売掛金を回収できなくなり、貸倒れ損失になっては大変です。売掛金元帳を活用することで得意先との取引が発生した日付や金額が明確にして、売掛金の回収状態を把握するようにしましょう。

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