前受金の仕訳

商品の仕入れや販売の際に、商品代金の一部を先に支払ったり受け取ったりすることがあります。このお金を「手付金(内金)」と言います。この手付金を受け取ったときの仕訳では、「前受金」という勘定科目を使います。前受金は、先に手付金を受け取ることで生じる「商品を引き渡す義務」のため、貸借対照表負債に含まれます。※2017年6月28日に更新

手付金(内金)を受け取ったときの仕訳

例)10,000円の商品の予約注文を受け、手付金500円を現金で受け取った場合

借方 貸方
現金 500円 前受金 500円

手付金(内金)を受け取ったときは負債が増えるため、貸方に「前受金」を記入します。

商品を引き渡したとき(残金を受け取ったとき)の仕訳

例)10,000円の商品を引き渡し、代金の残額を掛けで支払ってもらう場合

借方 貸方
売掛金 9,500円 売上 10,000円
前受金 500円

商品を引き渡すと、「商品を引き渡す義務」が果たされます。仕訳では「前受金」という負債が減少すると考え、借方に記入します。また、商品を引き渡したら、手付金を差し引いた残額を受け取ります。

まとめ

前受金の仕訳を紹介しました。商品の受け渡し前に手付金を受け取った場合の仕訳には、前受金という勘定科目を使います。受け渡し「前」に「受」け取ったお「金」です。これだけ見れば理解しやすいのですが、「前払金」という勘定科目と間違ってしまうこともあります。関連記事も読み、正確に仕訳できるようにしましょう。

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