当座比率

当座比率は、「流動比率」と同様に、会社の短期的な支払能力を分析する際に用いる、財務分析の安全性分析の経営指標のひとつです。流動負債に対する当座資産の割合を示しています。当座資産の計算式は以下のとおりです。※2018年3月12日に更新

当座比率の計算式

当座比率(%) = 当座資産 ÷ 流動負債 × 100

※当座資産:流動資産から棚卸資産を差し引いた資産

※流動負債:1年以内に支払期限が到来する負債

当座比率は流動比率より厳密な指標

当座比率は、会社の短期安全性を、流動比率よりもさらに厳密に分析したいときに参照されるものです。当座比率も流動比率と同様に、流動負債の返済に充てられる資産をどれだけ持っているかを表しますが、当座比率を求める算式の分子になる当座資産には「棚卸資産」を含みません。棚卸資産とは在庫のことですが、現金化できる保証はなく、不良在庫になるリスクがあります。そのため、より厳密に支払能力を見定めるときは、換金性の低い棚卸資産を差し引いて計算する当座比率を活用するのです。

当座比率の目安

会社の規模や業種によって異なりますが、一般的に当座比率が90%を上回っていれば短期的に安全であるとされます。逆に、70%を下回っていると支払能力に問題があると判断されます。

まとめ

  • 当座比率は、会社の短期安全性を分析する指標。
  • 当座比率(%) = 当座資産 ÷ 流動負債 × 100
  • 厳密に会社の短期安全性を見るときは、流動資産ではなく当座比率を使う。

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