勘定科目

勘定科目とは、取引の内容を端的に表した名前のことです。取引によって生じた資産・負債・資本の増減や、収益・費用の発生を記録する科目を指します。勘定科目は、出入りするお金に付けられた”見出し”のようなものです。なぜ、見出しを付けるのかと言うと、「何に使ったお金なのか」「どこから入ってきたお金なのか」ということを、いつ誰が見ても分かるようにするためです。※2017年10月2日に更新

勘定科目があるから誰が見ても取引内容を理解できる

会社や個人事業主には、株主や債権者、取引先など様々な利害関係者がいます。そういった利害関係者が見ても一目で取引内容が分かるようにすることが、勘定科目の重要な役割だと言えます。

勘定科目は貸借科目と損益科目に分かれる

勘定科目は、大きく「貸借科目」と「損益科目」に分かれます。貸借科目は、貸借対照表に属する「資産」「負債」「純資産」の3つで、損益科目は、損益計算書に属する「収益」と「費用」です。この5項目はさらに、その会社に合わせて細かく分類されます。

勘定科目の付け方は自由だが一貫性が必要

基本的に、勘定科目は「これを使いなさい」というルールはなく、会社が自由に設定して構いません(もちろん、税務調査があったとき等のためにも、その勘定科目を使った合理的な理由は必要ですが)。むしろ重要なのは、一貫性を持たせることです。企業会計原則の一つに、会計方針をみだりに変更してはならないという「継続性の原則」があります。勘定科目を付ける際も継続性の原則に則り、いったん採用した勘定科目の付け方は変更しないようにすべきです。安易に変更すると、期間比較ができなくなるなど、会社の財務を分析するのが難しくなってしまいます。

まとめ

  • 勘定科目とは、取引の内容を端的に表した名前のことである。
  • 勘定科目は、大きく「貸借科目(資産・負債・純資産)」と「損益科目(収益・費用)」に分類できる。
  • 勘定科目の付け方は自由だが、一貫性を持たせることが重要である。

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